テレビドラマは、今まで見ていたシリーズものぐらいしか見なくなった私。
一時期は、事件もの、刑事ものは、新しいドラマでも見ていた。
しかし、ここ数年は、一日が短いので、ドラマは諦めている。
そんな私が、興味をそそったのはフジテレビで放送している「福家警部補の挨拶」。
テレビ朝日の「相棒」とマネしてるとネットニュースで読んだからだ。
私もきっとそのドラマを見ていたらそう思っていただろう。
だから、小説を読んでみようと思った。
ドラマは、どうしても、対抗しているドラマとどこか似てしまうところがあると思う。
でも、原作は全然違ったりするからだ。
さっそく、図書館から借りてきた。
昨日読み終わり、さっそく感想を。
本の帯にも書いてある通り、刑事コロンボ風で、
最初に犯行を行い、それを刑事が解いていく作り。
刑事コロンボ、今、NHKで放送しているんだけど、
家の者がブルーレイに保存しているので、
この間、一気にコロンボを見たのだ。
それが頭にあるからどこかコロンボを思い出すのだが、
最後の「月の雫」は、刑事コロンボの「祝砲の挽歌」からヒントを得たと分かった。
犯人が見てしまったために、ばれてしまうというパターンんだ。
でも、現場が違うから、別の物として楽しめた。
ただ、全体的に、短編シリーズが4本なので、
しょうがないのかもしれないが、
もっと、福永警部補とはどんな人か、
どんな動きやしぐさをするのかなどの、
彼女を知りたかった気がする。
トリックについてはいいと思うし、
余り小説を読まない人も、これは、読みやすいと思う。
でも、私としては、台詞が多すぎる気がした。
まぁ、短編だから、しょうがないと言えばしょうがないのだが。
今度は長編を読んでみたい。
福家警部補の警察署での仲間たちからどう思われているかとか、
どんな会話をするのかとか、どんなしぐさ、どんな表情、など、
彼女をもっと描いてほしいと思う。
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